寝過ごしのプロと呼ばれた日々

(Writer:Gizaju)
僕は大学時代、片道1.5時間電車に揺られ通学していました。
一コマ90分の授業を受けるのに、往復3時間・・・・。しかも家の近くの路線は本数が少なく乗り換えがちょうどよくないときは片道2時間以上かかることはザラでした。もう、嫌で嫌で仕方なかったです。「時間の無駄」そうひと言で言い切って、ただひたすら寝たり、ゲームボーイしたりして時間を潰す案を模索していました。
一番嫌な思い出は、大学の近くで借りたAVの返却日が授業のない日で、そのことを忘れていたために再び往復3時間・・・。だって5本借りたら1000円だったからつい借りたわけで、5本もあると延滞金はすごいわけですよ。当時の俺のバカ！ホントにバカ！

まあ、アホな思い出はいいとして。
こないだふと大学時代のことを思い出したら、この通学の思い出っていうのも浮かんできまして。今考えると、この時間って悪くないなぁ、と。今は車通勤で便利に働いてますけど、こんな風に強制的に1,2時間拘束されるのも案外良いかもしれません。
今は時間が足りなくて、のんびり考え事したり、電車に揺られながら音楽聴いたりする余裕なんてどこにもありません。もちろんあの頃に比べると僕がいくらか大人になったということで仕方ないわけですが。あの頃の時間の使い方ってホントもったいなかった。もっと本読んでおくべきだった！と後悔先に立たず。

結局、車通勤になれているからなんでしょうけど、ちょっと電車通勤に憧れてみたりするわけですよ。
でもよく考えたら電車に揺られる時間が長ければ長いほど、それって早起きしないといけないってことですよね。

・・・やっぱ却下！