恋してる？恋してない？（姫川亜弓）

恋をしています。
それも叶わぬ恋。

ツレの家で飼っている猫が可愛いんですよ。可愛すぎなぐらいにもう胸キュン。ゾッコンLoveです。
そいつは猫なのにマーって鳴いたり、ムーって唸ったり、寝るときは枕に頭乗せて、仰向け＆大の字になって寝るし、人の顔を踏んで上を歩いて行くし、しっぽ掴んでも怒らないし、むしろ踏まれても喜ぶし。とにかく変な猫なのである。
それはもう好きで好きで、たまらないー！！

・・・ハァハァ。
犬も猫も程々に好き、ぐらいの自分をここまで猫好きにしたのは間違いなくこいつのせいだ。今のところの夢はこいつと一緒に寝ることなのだが、いつもツレのお母さんと一緒に寝ている。つまり当面の敵はツレのお母さんということでよろしいかな？ぅん？（違います
まあもともと猫は嫌いではない。むしろ好きな方だけど、家で飼うことは出来なかったために、さほど猫好きがヒートアップしないまま今に至ることになったのだ。

さて、今日は昼に仕事場を抜け出してラーメンを食いに行ってきた。そこのラーメン屋はマンガが山ほど置いてあっていつも何を見ようかと悩む。今日選んだのは猫好き御用達マンガ"What’s Michael?１巻"(著：小林まこと）だ。
俺は恋するあいつを思い浮かべながらワガママで自分勝手で、憎めない猫っぷりを思う存分堪能する。ラーメン屋で。
ラーメンも食べ終わり、席を立つ。
隣に座っていた作業着の親父もたまたま同時に席を立った。
本棚にマンガを返しに行く。
親父がついてくる。
なんだこの親父…？？そう思って見ていると、

親父の手には"What’s Michael?２巻"が握られていた。
やーん、猫好き！
つーか、周りの目線がちょっと痛かったのよ。