バグった
「バグった!」
最近聞きませんね、この言葉。
それもそのはず、最近のゲーム機はバグったりしないんだもの。それこそ昔のゲーム機(っつうか特にファミコンなんですけど)はよくバグっていました。
- ボスを倒した喜びで両手を振り上げたらコントローラーを引っ張ってしまい、本体がカタンッ。黒い画面、保存してない道のり。
- 中古で買ってきたゲームを何回挿しても画面がモザイク。
- おかんが掃除機で本体をはねる。
- イジェクトボタンを押してカセットがどこまで飛ぶか競う(←関係ない)
- カセットの裏に「たかし」と名前が書かれている(←全く関係ない)
バグった時はおきまりのカセットフーフー。同級生にカセットの端子部分ナメる奴がいました。逆効果だし見ていて気持ち悪い。
僕らの青春はバグと共にと言っても過言ではない。PS2なんてバグったことがない。今の子供たちはバグるなんてこと知らないのだ。セーブデータはメモリーカードに保存するから冒険の書が消えることもない。本体も黄ばんだりしない。
そう考えると恵まれてるとかよりも時代は確実にしかも目に見える速度で進んでいっているんだなぁと思う。
先日、職場でPCがぐちゃぐちゃな表示になった。
誰かが「バグった!」と言った。
そこにいるみんなが恥ずかしくも懐かしい気持ちになった。