ゆずれん

大味好きの盛雄君。

(writer:きのこ)


和歌ちゃんと、たこ焼きを食べながら・・・

「食べ物の趣味が合わない男とは付き合えないよね〜」

と、いう話になる。


26才にもなると、そろそろいいものとそうでないものを舌で感じ取れるようになってくる。
素材の持ち味や、味付け、盛り付けのセンスなんかを楽しみながら、それを一緒に味わう人と語りあう。
食通ぶる気はちっともないのだけど、それが食事を楽しむということだと私は思っている。
食べ物の趣味といっても、そこには味覚のほかに価値観だとか金銭感覚なんかも含まれているのだ。


生きていく上で必要不可欠な「食事」という要素。
コレを一緒に楽しめる人と、私は生涯を共にしたい。