足下見られます

(Writer:Gizaju)

今日は休みだったけど仕事の都合があって昼から天神に行ってました。
早めに行ってぶらぶらと。
ビックカメラから三越を抜けてソラリアの方に行こうとしたとき、ふと足が止まりました。

「ベルルッティ」

フランスの超一流ドレスシューズブランドです。（ここのベルルッティ女史が言った「靴を磨きなさい、そして自分を磨きなさい」という言葉は靴好きの間ではあまりにも有名。）
アパレルをやっていたときには福岡に取り扱っている店はなく、東京で見たときには革の仕上げの美しさに心奪われうっとりと眺めて店の人から変態を見るようなまなざしを頂いたものでした。
こんなところにオンリーショップが出来てるなんて。店の外から軽く眺めて、入店はせずに通り過ぎました。今の自分にはとても本気になっていいような代物ではないし、と言い聞かせて（まあそこまでテンションが上がるような感じではなかったのですけどね）。
自分のポリシーとして、良いものも悪いものも知識として知っていて選ぶ眼を常に養っていたい、というのがありまして。高いものが良くて、安いものが悪いとは思いません。ただいろんな価格やクオリティがあるということを知った上でのもの選びが自分のやり方なのです。
服はまあパッと見にはなかなかわかりづらいものですが、靴はとてもわかりやすいです。お洒落の基本は足下から、というぐらい足元を見れば全てがわかります。これが不思議なぐらい足下って見られてるんですよね、意外と。
ベルルッティの靴を眺めながらふとそのこと再確認しました。
やっぱり男は足下にこだわれ！