名曲です

（writer:きのこ）

大人になってもオムライスに絵を描きたい！描く！描くんだ！的なきのこです。「えがく」と読んでください。しかし、絵をかくとケチャップの量が必要以上あって困ります。

オムライスを見ると、あるひとりの友達を思い出します。びっくりするほどスキニーボディの彼は、深夜３時に「聞いてください、オムライス」といってギターを爪弾きだしたのです。なぜか３拍子。悲しい恋の終わりを半笑いで歌う彼の、その口元からこぼれる整った歯並びを、私は横目で見ながら爆笑したのでした。いつか日本中の誰もが知るスキニースターとなって、全国ネット生中継特設ステージでその歌を歌ってほしい。それが私の願いです。